花びらが舞う様にあなたの優しさが溢れる
さり気なくあたたかく気が付けばそこに咲いている
花びらが染まる様にあなたが喜びに色づく
まらまらと目映くて両手を広げて咲いている
とびきりの美人じゃないけどあなたは誰よりも綺麗さ
一人よりも二人の方が棄直になれると初めて知ったのさ
花びらが散る様にあなたの悲しみがこぼれる
泣き濡れて震えてはひっそりぽつんと咲いている
失くしたもののその数だけ手にしたものが輝くから
一人よりも二人の方が素敵な事だと今だから言えるのさ
数百億の真実よりもたった一つのその微笑みを
春夏秋冬枯れる事もなく空色の瞳は花のかんばせ
とびまりの美人じゃないけどあなたは誰よりも射麗さ
一人よりも二人の方が素直になれると初めて知ったのさ
数百億の真実よりもたった一つのその微笑みを
幾千万のロマンスよりもただ一瞬のその口づけを
おとした涙のしずくに艶めく憂の横顔は花のかんばせ
花のかんばせ花のかんばせ